山門修復工事です。屋根内部に残っていた棟札には「天保11年創建…」と記録がありましたが、部材解体を進めると、ひとつだけ「とても古い頭貫(かしらぬき)」がありました。ひとつだけ!!これは、天保11年以前に、同等の山門があり、建て替えるにあたり、ひとつだけ既存の部材を再利用したものと思われます。松本棟梁は江戸時代前期1600年代と推定しています。貴重な資料です。 Posted on 2016年12月5日 by 事務スタッフ Categories: 歴史的建造物